人とロボットの協働作業を一層安全で効率的に
安全柵のない環境でも スイッチひとつで安全な協働作業が可能に

人とロボットの協働がこれからのキーワード
自動車製造の現場では、人とロボットの「協働」が生産性改善のキーワードとなりつつあります。
従来は全ての工程を自動化していくトレンドがあり、それまで人が行ってきた作業をロボットが担うようになりましたが、工程によってはロボットには難しい作業があります。単純作業や重い部品の輸送などはロボットが得意としますが、例えば丁寧さが求められるシートの取り付けなどは作業員の方が適しています。
そのため人とロボットで作業の役割を分担することによって生産性を向上できるという考え方が生まれています。しかし、そこで問題になるのが安全です。従来は安全柵を設置してロボットと人を隔離することで安全を確保していましたが、柵のない環境でも安全を確保できなければ、協働作業は実現できないからです。
人の意思でロボットを動かす協働作業が生産性を高める
安全を確保しつつも、自動化の恩恵を最大化する方法があります。
IDECは、人とロボットの安全な協働作業を実現するために「イネーブルスイッチ」の採用をご提案しています。イネーブルスイッチを使うと、人が意思をもって軽く押している間のみ、ロボットを動かせる仕組みを構築することが可能になります。何らかの人に危険がせまった時の無意識の動作により、“手を離す”あるいは危険などを感じて“ギュッと握り込む”ことでロボットが停止します。つまり、イネーブルスイッチを使った作業環境では、人が意識して動かそうとする間だけロボットが動くので、ロボットの近くにいる作業員の安全が保たれます。
また、ロボットに存在検知センサとしてセーフティレーザスキャナを取り付けておけば、作業員がロボットの作業範囲にいない場合は高速で稼働させることができます。車体にシートを取り付ける工程を例にご説明すると、ロボットが重いシートを所定の取り付け位置の近くまでスピーディに運び、車体のすぐ側では停止状態となり、ロボットアームの先端に取り付けられたハンドガイド装置のイネーブルスイッチを作業員が押しながら、シートを車体に正確に取り付けることが可能になります。
このようにハンドガイド装置にイネーブルスイッチを採用すると複数にわたる工程をスムーズに進めることができ、自動化による効率をさらに高めることができるのです。
多様なイネーブルスイッチから用途に合わせて選択できます
IDECのイネーブルスイッチは国際規格IEC60947-5-8に適合していることに加えて、人間工学を考慮して安全性が設計されています。多様なラインアップから作業環境に適した製品をお選びいただけます。 イネーブルスイッチ以外にも、人とロボットの協働作業に関するご提案やご相談などもお受けしていますので、まずはお気軽にお問合わせください。
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