HE1B、HE2B、HE3B、HE5B形 イネーブルスイッチ
3ポジション イネーブリングスイッチの規格認証取得(業界初)
好評発売中のイネーブルスイッチHEシリーズ全機種の「国際規格IEC60947-5-8」3ポジション イネーブリングスイッチの規格認証を11月27日に取得しました。(業界初:当社調べによる)
1.IEC60947-5-8 3ポジション イネーブリングスイッチ
・多くの国際規格で3ポジション動作のイネーブル装置が必要とされていましたが、耐久性や人間工学的に重要な操作力等については今まで規定されていませんでした。そこでIDECは、経済産業省・関連工業団体に様々なアドバイスをもらいながら、具体的規格づくりの活動を開始し、内容を詳細に練り上げ規格の原案を作成しました。国際標準化会議(IEC/SC17B/WG3)にて、この分野の各国エキスパートにて審議が行われ、全員一致で必要性が認められ、2006年10月に国際規格IEC60947-5-8として発行されました。
IDECのイネーブルスイッチは規格の発行後直ちに申請しその規格に基づいた第三者認証を受け、今回HEシリーズとして全てのイネーブルスイッチに対し認証を受けました。
IEC60947-5-8に適合している商品には下記のマークが付いています。
・1997年の開発以来、IDECのイネーブルスイッチは世界各国で使用されているペンダントやグリップスイッチに採用されています。また1999年の米国ロボット規格ANSI/RIA R15.06の改定をきっかけに、日本および世界の主要ロボットメーカのペンダントにIDECのイネーブルスイッチが採用されています。さらに産業用ロボットだけでなく、工作機械、半導体製造装置などの各種製造機械のペンダントやグリップスイッチとして利用が広がっています。
2.イネーブルスイッチ
イネーブルスイッチとは、ティーチングペンダントやグリップスイッチなど、主に手持ちの操作機器に組み込まれる3ポジションイネ-ブリングスイチのことで、軽く押したポジション2の状態が保持されている間に限り、機器やロボットの手動運転を許可します。その運転中に万一の危険に遭遇した瞬間、驚いた作業者がイネーブルスイッチから手を離しても、強く握り込んでしまっても運転を停止させます。非常停止スイッチが作業者自身の意思で操作して機械を緊急停止させるのに対し、イネーブルスイッチは機械の予期しない動作に驚いた作業者が無意識で操作しても危険回避を可能にするスイッチです。
ポジション1(押されていない状態) : スイッチOFF状態
ポジション2(中間位置まで押された状態) : スイッチON状態
ポジション3(中間位置を過ぎて押された状態): スイッチOFF状態
ガードで危険源を隔離して自動運転を行っている機械・設備であってもロボットのティーチング、段取り替え、保守、メンテナンス時にはガード内の危険区域での作業が必要になります。その場合ペンダントやグリップスイッチを持ち込んでの作業になります。
そのペンダントやグリップスイッチにイネーブルスイッチが使用されます。
3.認証商品
※HE1G形はHE1B形を内蔵しています。HE9Z-GSH51形はHE5B形と組み合わせて使用します。