ステークホルダーの皆さまへ
■2010年3月期第2四半期連結累計期間の業績概要について
米国発の金融システムの混乱が、世界各国の実体経済の混乱にまで波及した昨年度に引き続き、当第2四半期においても、非常に厳しい経営環境が続きました。
国内については、依然設備投資の抑制傾向は続いており、回復の速度は鈍いものの、第1四半期を底として、ゆるやかな回復傾向がみられました。海外については、主力の制御用操作スイッチやリレーといった制御機器製品において、中国をはじめとするアジア・パシフィックや北米地域で回復傾向が見られました。
そのような中、当第2四半期は、国内売上高が、60億7千2百万円(前年同期比42.0%減)、海外売上高は、37億6千6百万円(前年同期比36.7%減)となり、連結全体の売上高は、98億3千8百万円(前年同期比40.1%減)となりました。
利益面では、継続的なコストダウンに取り組み、前期に比べ、約16億円の固定費を削減していますが、売上の減少に伴う売上総利益の減少を吸収するにはいたらず、当期は8億7千3百万円の営業損失となりました。
■今後の見通しについて
2010年3月期下期についても、厳しい経営環境が続くものと予想しており、通期連結業績見通しは、売上高が210億円、営業損失12億円、当期純損失7億5千万円としています。
本格的な景気回復までには、まだ時間を要すると考えていますが、当社グループでは、この厳しい経営環境を次の成長に向けたチャンスであると捉え、ものづくりの原点に立ち返り、各種の事業構造の改革を推進しています。
また、IDECグループ長期経営ビジョンにもとづき、スイッチをはじめとする主力製品群において、成長が期待される業界やエリアに向けた積極的な製品投入と販売リソースの強化を推進することにより、強いものをより強く、さらにその競争力を高めていきます。
同時に、環境や安全といった社会的要請の高まっている分野においても、IDECグループが長年培ってきた技術を活用し、新規事業を含めた新たな展開への取り組みを進めていきます。
ステークホルダーの皆さまにおかれましては、今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。